今でこそ私は、
自分で考えて人に会い、知識を蓄え、
まず行動するのが当たり前になって、
なんとかもっと人生を楽しもうとしていますが。
実は以前は全然こんな感じではなかったです。
田舎の方で育ったこともあり
真面目に、嘘をつかず、人に優しく、
謙虚に、素直に、悪いことをしない…
という感じで黒歴史は無いけど
取り立てて栄光もない
そんな人生を歩んでいました。
そして、それに対して私は何の不満どころか何かを特に思うことも無く、
なんとなく周りがそうであるように、
勉強し、進学し、就職して、
何となく仕事がありそうだから都心部を拠点に暮らすことを決めました。
ここまでまあまあ順調。
それが就職してからいろいろとうまくいかなくなったんです。
明らかに私の方が会社のルールに則って話しているのに、何故か納得されないとか。
困ってる人が減るようなやり方をしたいのに、誰も手を貸してくれないとか。
真面目ですから、もちろん上司に訴えました。すると当時の上司たちはこう言いました。
「いやー、言ってることは正しいんだけどねぇ~」
「俺がやりたかったことを、やってくれてるからありがたいんだよねー」
ん?それだけ?
私は間違ったことを正したくて行動して、メンバーに意見を聞いてもらえないからヘルプを求めたのに、どうやらその声すら聞いてもらえなかったという悲しい結果になりました。
なぜ?
私は間違っていた?
いや、正しいと言われた。
でも誰も賛同しない。
…
ルールを守らなくても、楽な方を選択していいということなのかなぁ?
さすがにそれは違うんじゃないかなぁ。。。
そんな思いを抱いたまま、数年が経ち
まあまあいろいろあってから
ある時1冊の本に出会いました。
それが、山﨑拓巳さんの「スゴイ話し方」。
もともと山﨑拓巳さんを存じ上げていたこともあり、すぐに買って読んでみました。
関連するスゴイ話し方セミナーにも参加しました。
…
えーーーーー
なるほどねぇなるほどねぇ
話を聴いてもらえる人は、話を聴いてもらえるような話し方をしているらしいんですよね。
それが良い事でも、悪い事でも。
つまり、私が過去にうまく行かなかったのは、人が聴きたくなるような話し方をしていなかったから。
聴く体勢になってなければ、中身は二の次だったんですね。
うわぁー
あのバチバチはなんて不毛な闘いだったのか!
でも、世の中には適切な話し方を身に付けていない人もいるでしょう。
それでも人は必ず誰かの声に従う。
では誰の声を聴くのか?
強い人?偉い人?年上の人?資格のある人?
怖い人?好きな人?親?先生?上司?
惹き付けられる話し方ではなくても、従わざるを得ない時ってありますよね。
最後まで聴かなければいけない雰囲気の本当につまらないプレゼンとかありますよね。
私は今も、スゴイ話し方アカデミーで特訓してますが、本当におすすめです。
少し話し方を勉強しただけで、見えてくる世界が変わってきます。
スピーカーの話し方に意識がいきます。
だから、自分の話し方も変わる。
惰性で喋ることがなくなる。
いや、なんてことない会話も、あっていいんですけどね。
話さなければ良かった、と思うことは減りました。
奥が深いんですね。
ここ数年の、ありがたい気付きでした。
やる気のスイッチ協会
パーソナルコーチ養成講座で桐生先生と★